春の日差しに包まれたコンサートでした。
プログラム
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
モーツァルト=リスト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
リスト:ペトラルカのソネット第104番
リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」
シューマン:クライスレリアーナOp.16
プログラム全体を通じて一つ一つ丁寧に奏でられ、音の粒がきれいにそろって
手が鍵盤上を縦横無尽に駆け抜けるようにダイナミックな演奏でした。
さすが先生、そして審査員をされている方で、文句のつけようがない演奏ですが、練習中には迷われた時期もあったようでご自身の先生のもとにレッスンに伺ったそうです。
想いがこもった演奏で、休憩前には鍵盤がしっとり!後半もスムーズに演奏できるように、休憩中に拭き取らせていただきました。暑くても寒くても、乾燥していても湿気ていても、繊細に変化する鍵盤。常にベストな環境を維持していきたいです。
アンコール
シューマン:アラベスク 作品18
シューマン=リスト:献呈
『苦しい思いをするのは僕だけでいい』と明るめの曲を二曲弾いてくださりました。
今回のプログラムは「リストで繋がったプログラム」、最後には『献呈』でシューマンとリストが繋がりました。
終演後はたくさんのお客様に囲まれて、話がつきません。
みなさまが佐藤さんの魅力を感じて、お話ししたいこと、聞きたいことに溢れている様子でした。また、佐藤さんもしっかりとお一人お一人と向き合って、丁寧に応えていらっしゃり、人気の秘訣が伺えます。
お客様の感想
coming soon
おまけ
Pianarium SAKAMOTOの庭には、梅をはじめ様々な花で彩りが増す時期です。
目には優しいですが、鼻(目も…)には厳しい方もいらっしゃるかもしれません。Pianarium SAKAMOTOの館長はお花が大好き!花粉症の方は覚悟をもってお越しください!
さてさて、佐藤彦大さんのコンサートはまたすぐございます!
4月にヴァイオリン黒川侑さんとのコンサートです♪
今から楽しみです!