冬の寒さが身にしみる夕刻の開始でしたが、たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。
寒さが心配でしたが、曲が進むにつれてお部屋の熱気が上がり、演奏している鐵さんはポカポカするほどだったようです。
プログラム
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番《月光》
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番《テンペスト》
ドビュッシー:《ベルガマスク組曲》より〈月の光〉
ドビュッシー:《子供の領分》より〈雪は踊っている〉
ラヴェル:《夜のガスパール》より〈オンディーヌ〉
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番《熱情》より第1楽章
ショパン:ポロネーズ第6番《英雄》
キレイな音色は毎回のことですが、本当にキレイで幻想的な空間に引き込まれるようにはじまりました。
天気がテーマと、選んでくださった今回のプログラム。
月が様々出てきましたが、それぞれ月の異なる情景が演奏の中でよく感じられました。
最後の曲、”百合奈さんとGROTRIANの出会いの曲”とも言える英雄ポロネーズはやはり圧巻でした。GROTRIANもしっかりとずっしりと音がなり、最後の曲だと認めたくないほど名残惜しい時間となりました。
アンコール
バッハ:主よ人の望みの喜びを
クリスマスが近いということで、選んでくださりました。
とてもあたたかで、心に沁みる音色で気持ちにこみ上げてくるものがありました。
客席からは「BRAVO!!」という掛け声も出るほど、素晴らしい演奏でした。
お客さまの声
百合奈さんの演奏にGROTRIANの音色がすごくあっていると感じました。すごく良かったです。
バッハとGROTRIANってこんなふうに聞こえるんですね、本当にすごく良かったです。作曲者によってGROTRIANの音色が変わるなんて本当に不思議ですね。
後半から音色がグッと変わり、味わい深かったです!
気持ちがすごく入った演奏、ありがとうございました。
このまま帰るのはとても惜しく、ここで余韻をしばらく愉しみたい。
次回〜GROTRIANと弦の世界〜Quinted
鐵百合奈さん、次回は12/27に室内楽・五重奏をしてくださります!
マチネとソワレがありますが、その間・ブレイクタイムには百合奈さんがハンドドリップコーヒーを入れてくださるそうです。その他、ソフトドリンク、お菓子とともに弦のミニコンサートとトークをお楽しみください。