本日は鐵百合奈さん、砂原千聡さん、清水唯史さんの室内楽!
鐵さんが《GROTRIANと弦の世界》と名付けてくださった通り、GROTRIANのよさが最大限に引き出され、弦との美しいハーモニーに酔いしれました。
次回クインテッドは一ヶ月後♪
記事の最後にお知らせがあります。
プログラム
ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネより第1楽章
メンデルスゾーン:無言歌ニ長調Op.109
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
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ドビュッシー:月の光
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
青空の下、始まったコンサート。
7月の公演が延期された公演でしたが、青空の下、気持ちのよい良い陽射しで、今日で良かったというお声もあがりました。待ちに待った公演は開演10分前にはお客様が全員揃うという、熱心な皆様の期待の高さを感じました。
鐵百合奈さんのトークから始まり、チェロの清水さんとの出逢い、ヴァイオリンの砂原さんの出逢いをお話してくださりました。
ヴァイオリンとのデュオは、ピアノと艷やかなヴァイオリンの音色がキラキラと宝石を散りばめたよう。また、チェロとのデュオは、深くしっとりとした音色がピアナリウムの空間と心に響きました。
いずれもGROTRLANの特徴が良く表れていました。
百合奈さんのソロのドビュッシーの月の光!
GROTRLANが、低音ではヴェルヴェットのように深みのある輝きと艶なある音色を感じ、高音はキラキラと輝く月を感じさせました。ピアナリウムのこけら落としの際に、この曲を弾いてくださり、それを思い出し感慨深い気持ちになりました。
トリオは、メンデルスゾーンの無言歌ニ長調Op.109は、3つの楽器が対話を重ね、奥深さを増して行きます。時折、音色が一つになり、協奏曲やオーケストラのように聴こえました。
ラヴェルのピアノ三重奏曲イ短調は、スペインやフランスや時には日本的な曲にも感じられ曲でしたが、熱演に拍手です!
終焉後には客席から「やっぱり室内楽は良いなー!」という声も聞こえ、室内楽を十分に魅せてくださりました。トリオの皆さま和気藹々とされていて、演奏にもその雰囲気が表れていました。
遠方から新幹線でお越しくださった方、マチネとソワレの2公演を通してお聴きくださった方、皆様、ありがとうございました。
お客さまの声
ラヴェルの第三楽章が東洋的でとてもすてきでした!
ずっしりしたチェロに、ヴァイオリンとピアノがとてもキラキラと綺麗でした!
お知らせ〜次回《GROTRIANと弦の世界〜QUINTED》
トリオに次いで、クインテッドがわずか一ヶ月後に開催です♪
ブレイクタイムには鐵さんのハンドドリップコーヒーのサービスも☕
どうぞクリスマスシーズンに特別な時間を過ごしにいらしてください。