《ピアノ・リサイタル》守重結加 2023.11.11

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プログラム

W.A.モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280
第1楽章 Allegro assai 
第2楽章 Adagio
第3楽章 Presto

J.シベリウス:
『花の組曲』より
第1曲 ヒヤシンス
第2曲 カーネーション
第3曲 アイリス
『樹の組曲』より
第1曲 ピ匕ラヤの花咲く時
第4曲 白樺
第5曲 もみの木

A. スクリャービン:幻想曲 ロ短調 Op.28

F.シューベルト:4つの即興曲 Op.142 D935
第1番 ヘ短調
第2番 変イ長調
第3番 変ロ長調
第4番 ヘ短調

モーツァルトの曲でコンサートは始まりました。
一つ一つ鍵盤が弾け(はじけ)、明るく誠実なお人柄が感じられました。

スベリウスに入る前にトークがありました。シベリウスと曲目についてでしたが、
その説明の通り、演奏された曲は、とても叙情的で花や木々の様子が目に浮かぶ程の演奏で、皆様、うっとりと聴いていらっしゃいました。

後半のシューベルトは、守重さんのご専門の一つで、終始、美しい旋律で、目が潤みました。
2028年は、シューベルト没後200周年。
その記念すべき年に向け、来年2月よりシューベルトのシリーズのコンサートを開催されるそうで納得する演奏でした。

GROTRLANと守重さんの演奏が相まって、素晴らしいコンサートでした。

アンコール

R.シューマン=C.シューマン:献呈 Op.25-1

リスト編曲の献呈はよく知られていると思いますが、クララ シューマン編曲のものもあるとご存知でしたか?

クララが愛したピアノメーカーGROTRIANということで、クララ アレンジの献呈を弾いてくださりました。原曲に忠実な編曲ということで、確かすっと素直に心に入ってくるようでした。

公開レッスン

コンサート後は、公開レッスンでした。
レッスンを受ける方々の曲目は、どちらもなかなか難しい曲ばかりでしたが、守重さんは弾き方だけでなく、どのよう解釈して弾くかということも話されて、短時間でも曲全体に教えが反映されるようなレッスンをされていました。
受講された皆様、聴講された皆様、お疲れ様でした。

公開レッスンの様子。真剣にメモをとりながら聴講される方もいらっしゃいました。

お客さまの声

「シューベルトがすごくよかった!」というお声がほとんどでした!

優しい雰囲気から想像できない力強い演奏もあって刺激がたくさんでした!とてもメリハリが効いていて、迫力がありました。
すごくよかったです。

シューベルトが天上のような音楽で素晴らしかった。

モーツァルトがGROTRIANにあっていた。

スクリャービンが良かったです!

シベリウスは普段聴かないので聴けて良かったです。

GROTRIANの音色が良かったです!
シューベルトがあうと思いました!

クララシューマンの献呈がGROTRIANにあっていました!

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