《ピアノリサイタル》北端祥人さん 2023.06.24 #コンサート開催録

時折湿気を感じる陽気になってきました。
しかしGROTRIANは蒸し暑さを感じさせることなく、とても良い状態で北端さんをお迎えできました。
調律の方曰く、音色がどこまでも伸びるようで艶がある!今日は特にいい状態だ。と、調律をしながらとても驚いて下さりました。(館長が日々、湿度管理をしながらGROTRIANを愛でている甲斐があったようです!笑)

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 プログラム

L. v. ベートーヴェン
ピアノソナタ第13番 変ホ長調 作品27-1「幻想曲風ソナタ」
第1楽章 Andante – Allegro
第2楽章 Allegro molto e vivace
第3楽章 Adagio con espressione – Allegro vivace

A. ベルク ピアノソナタ ロ短調 作品1

L. v. ベートーヴェン
ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「幻想曲風ソナタ」(月光)
第1楽章 Adagio sostenuto
第2楽章 Allegretto
第3楽章 Presto agitato

R. シューマン 幻想曲 ハ長調 作品17
第1楽章 Durchaus fantastisch und leidenschaftlich vorzutragen
    (どこまでも幻想的に、かつ情熱的に演奏する)
第2楽章 Mäßig. Durchaus energisch
    (中庸に、どこまでも精力的に)
第3楽章 Langsam getragen. Durchweg leise zu halten
    (ゆっくりと、どこまでも静けさを保って)

北端さんの演奏はいつ聴いても的確で、一音一音が楽譜からそのまま浮き上がるよう。
さすが先生、そして真面目なお人柄が表れる演奏でした。姿勢もすっとされ、「正統派」という印象でした。

聞き入るうちにメロディが次から次へと流れ、あっという間に休憩へ向かうのですが……

休憩前の月光ソナタの第一楽章は驚きの演奏方法でした。
曲の間、ペダルを踏みっぱなしだったのです。(終演後、ご本人に伺うと「賛否両論あると思いますが、、」と言いながらもこだわりをお話しくださりました。)
踏みっぱなしだからと言って濁っているような音ではなく、暗闇での幻想的な雰囲気がより強調されていました。

アンコール

C.A. ドビュッシー 月の光

こちらも、ベートーヴェンの月光のように、暗闇で幻想的な雰囲気を醸しておりました。

やはり、GROTRIANに合うようで、これまでも多くの方々が月の光を弾いて下さりました。度々聴かせていただいているので、それぞれの演奏家さんの弾き方の違いがよくわかり、興味深さを感じた時間でした。

お客さまの声

こんなに小さい(ピアノな)のに、こんなに音が出るなんて!もうフルコンですよ。

ピアノがよく管理されている。とても素晴らしかった。

瞑想状態というか、聴きながら、演奏している様子をみているはずなのに、違う景色がどんどんと流れてきて、夢を見ているような。それでいて、曲が終わった瞬間に現実にフッと引き戻される。
とても不思議な、初めての体験をしました。
素晴らしい時間をありがとうございます!

ありがとうございました

終演後は、次回のコンサートに想いを巡らせ、こんなことをやりたい、あんなコンサートもいいなぁと、お話しされ、こちらも夢が広がります。
北端さん、そして奥様の守重結加さんも、是非是非近々またお越しいただきたいと思います。

最後になりましたが、足をお運びくださった皆様もありがとうございました。

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